2019年7月9日(日)にきょうと和み館にて、ワールド・ヘリテイジ主催のイベント「三都の集い」開催しました。
「三都の集い」はワールド・ヘリテイジの観光プログラムを顧客にご提案いただく、旅行代理店および観光事業者のご担当者様を対象としたイベント。令和の産声とともにグループ観光部門2法人を合併、新生ワールド・ヘリテイジとしてのリスタートを機会に、奈良、京都、大阪の三都にある全拠点が提供する観光コンテンツについて改めてご案内をするとともに、共に三都の観光をつくるための知見の共有を行いました。
開催概要・プログラム概要 ※午後の部
【日時】2019年7月9日(火)12:00~15:00
【場所】きょうと和み館(〒600-8222 京都市下京区文覚町402 東中筋通七条上る)
【主催】株式会社ワールド・ヘリテイジ
【参加者】約70社
【プログラム】
12:00 開会
12:05 挨拶 ・合併報告 株式会社ワールド・ヘリテイジ 代表取締役 川井 徳子
12:20 記念講演 「万葉集と日本文化」 講演者:千田 稔 氏
13:15 新商品商談会&昼食
15:00 閉会
プログラムレビュー
挨拶 ・合併報告(株式会社ワールド・ヘリテイジ 代表取締役 川井 徳子)
代表取締役の川井徳子からは「世界遺産」という社名に込めた想い、私たちのミッション、そして私たちがこれからめざす観光業の誇りと決意について、参加者の皆さんにプレゼンテーションを行いました。
「新生ワールド・ヘリテイジのミッションはより深い文化をつくり出すこと、歴史と文化を深める旅を提供すること。今年は仁徳天皇陵を含む百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録され、近畿2府4県全てに世界遺産が存在することになった。ワールド・ヘリテイジ(世界遺産)という社名の通り、世界遺産を巡る旅などを『知見旅シリーズ』として展開し、新たな観光の価値を提供したい」と決意を語りました。
記念講演「万葉集と日本文化」(千田 稔氏)
国際日本文化研究センター名誉教授・奈良県立図書情報館館長博士(文学・京都大学)の千田稔先生からは新元号「令和」の典拠となった万葉集をテーマに、万葉集の舞台である地域や歴史についてお話をいただきました。
「万葉集がなぜ観光に力を持つかというと、万葉集で詠まれた場所がこんなにたくさん奈良にあるわけです。修学旅行でそこをくまなく生徒たちを連れて行くことによって、万葉集というものがこんなにたくさんこの町にあるということが分かります。その後生徒たちは自分の感性で一人でその地を訪れることになる。修学旅行のポイントとして、東大寺に行きましょう、法隆寺にいきましょうというワンポイントではなく、万葉巡りをすることで日本という国にあるロマンを見出すという旅は、教育としても非常に価値があるということを、観光業に携わる皆さんにお伝えしたい」とコメントされました。
ホテルソビアル なんば大国町開業について
(ワールド・ヘリテイジ ホテルソビアル なんば大国町開業準備室)
2020年1月の開業をめざして建設中の「ホテルソビアル なんば大国町」の開設準備室スタッフから参加者の皆さんに新ホテルの概要についてプレゼンテーションを行いました。
「ソビアルブランド」の2号店として、大阪メトロ大国町駅から1分以内にチェックインできる抜群のアクセスにワールド・ヘリテイジの観光拠点がもう1つ誕生します。
新商品商談会&昼食
講演プログラム終了後はワールド・ヘリテイジ全拠点より現在販売中のメニュー、今後提案したいメニューを旅行代理店ご担当者に試食いただくことを兼ねた食事会を開催。
ワールド・ヘリテイジは団体旅行、修学旅行向けの食事メニューの開発にも注力しており、参加者の皆さんからは積極的に開発メニューへのご意見やアイディアをいただく機会となりました。
商談会場にはワールド・ヘリテイジ各拠点のブースのほか、奈良県ビジターズビューロー、奈良市観光協会、上北山村、天平楽座そして吉本興業もブースを出展。
旅行代理店ご担当者の皆さんへの観光コンテンツの情報提供として、ワールド・ヘリテイジが関連事業者をつなぎました。