きょうと和み館がこの度京都市の「京都を彩る建物や庭園」として認定されました。(認定番号:第6-039号)
「京都を彩る建物や庭園」は、京都市民が京都の財産として残したいと思う京都の歴史や文化を象徴する建物や庭園について、公募によりリスト化・公表し、市民ぐるみで「残そう」という気運を高めるとともに様々な活用を進めることなどにより、維持継承を図るという京都市文化市民局の活動です。
きょうと和み館は1914年(大正14年)旧村井銀行 七条支店として建設された、築100年以上に至る近代建造物です。
設計者は吉武長一。建物正面のドリス式オーダーの4本の円柱、細部の幾何学的装飾、さらに古典様式の名残りもあり、アール・デコなどモダニズムへと至る過渡期の、いかにも大正らしい建物です。
きょうと和み館では、京都の伝統ある文化と大正モダニズムが心地よく融合する空気を感じとっていただけます。
この貴重な建物空間の中で気軽に楽しんでいただく、飾らない和みのおもてなしをこれからもお客さまにお届けいたします。