2019年6月25日(火)kokoka京都市国際交流会館にて、ワールド・ヘリテイジが主催する「いい出会い いい仕事 共栄会」を開催しました。
「いい出会い いい仕事 共栄会」は「共に価値のある観光サービスを開発しよう」という趣旨の元、ワールド・ヘリテイジが様々な業種の取引先事業者の皆さんをつなぐ事業者交流会として、2018年よりスタート。第2回である本会はワールド・ヘリテイジ法人合併記念行事として、日本が世界に誇る文化である「和食」をテーマとしたプログラムで構成。42社48名の皆さまが参加され、盛会に終了しました。
開催概要・プログラム概要
【日時】2019年6月25日(火)15:00~19:00
【場所】kokoka京都市国際交流会館 <第一部>2F 特別会議室 <第二部>2F 東山和み館 玄 – GEN-
【主催】株式会社ワールド・ヘリテイジ
【参加者】42社(48名)
【プログラム】
<第一部>
15:00 開会 幸南食糧株式会社 川西 修 取締役会長
15:05 挨拶 株式会社ワールド・ヘリテイジ 代表取締役 川井 徳子
15:25 講演 「海外から見た和食の魅力」 ジョン・アシュバーン氏
16:15 情報交換会 株式会社ワールド・ヘリテイジ 各エリア担当者
<第二部>
17:00 懇親会
プログラムレビュー
開会(幸南食糧株式会社 川西 修 取締役会長)
「いい出会い いい仕事 共栄会」のネーミングを担当され、ワールド・ヘリテイジの取引先事業者の代表として本会の会長を務められる川西会長は「ワールド・ヘリテイジは観光業の未来をよみ、社会貢献活動にも精力的。ワールド・ヘリテイジがつなぐ仲間として、共にいい仕事をしていきましょう」と開会の挨拶でコメントされました。
挨拶(株式会社ワールド・ヘリテイジ 代表取締役 川井 徳子)
令和の産声とともに、ノブレスグループの観光事業2法人を合併し「新生ワールド・ヘリテイジ」としてスタート。代表取締役の川井徳子からは「ワールド・ヘリテイジの物語力」と題し、「世界遺産」という社名に込めた想い、私たちのミッション、そして私たちがこれからめざす観光業の誇りと決意について、参加者の皆さんにプレゼンテーションを行いました。
本会のテーマである「和食」について、2013年に日本の伝統的な食文化としてユネスコの無形文化遺産となったことにも触れ「観光の本質とは、文化の多様性と異なる文化間の相互理解。日本人である私たちが和食という文化を世界につなぐために、さらに理解を深めましょう。」と提案しました。
講演「海外から見た和食の魅力」 ジョン・アシュバーン氏
日本外国特派員協会 正会員であり、在日32年のエディター、ライター、そしてフォトグラファーでもあるジョン・アシュバーン氏の講演テーマは「海外から見た和食の魅力」。アシュバーン氏は軽快な関西弁で「和食、日本の食文化は現在海外からどのように見られているのか」というまとめの後「今後海外から日本に来る観光客が期待するのは、和食ともに体験する地域の文化である」と参加者に提起。必ずしも高級な料亭で食べる和食ではなく、商店街と食堂、田舎と蕎麦そしてデパ地下など、地域で食べられるものと地域での体験を同時に観光客に提供することが重要であるという、貴重な視点でのお話をいただきました。
懇親会(第二部)
第二部の懇親会は会場を東山和み館 玄 -GEN-に移し、窓一面の東山・蹴上の新緑とワールド・ヘリテイジ各拠点が提案する「和食」を楽しみながら、業種業界を超えた参加者による交流が行われました。
当日にkokoka京都市国際交流会館の館長に着任され、レジリエント・シティ京都市統括監(CRO)でもある藤田裕之様もご列席。京都市が2019年1月に「全国市区・サステナブル度・SDGs先進度調査」で首位に選ばれたご報告とともに「持続可能な社会を実現するための食文化の醸成、そして観光の推進を」と参加者にメッセージを送られました。
第2回「いい出会い いい仕事 共栄会」はノブレスグループの観光部門である株式会社ワールド・ヘリテイジの法人合併という節目に、取引先事業者の皆さまと共に「和食」という日本の文化や価値を深く考える機会となりました。
私たちは各社の知見や個性、そしてアイディアをつなぎ、共に価値ある観光サービスを開発するための同志が集う会として「いい出会い いい仕事 共栄会」の開催を継続します。